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大会速報/大会レポート

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2013年全日本選手権大会速報

2013年1月15日〜20日、「2013年全日本選手権大会」速報!

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01月20日(日) 18時25分

平成24年度全日本選手権終幕

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丹羽の2冠を持って平成24年度の全日本選手権が終幕。
今年度の優勝者は以下のとおり。

男子シングルス:丹羽孝希(青森山田高/初)
女子シングルス:福原愛(ANA/2連続2回目)
男子ダブルス:松平健太/丹羽孝希(早稲田大/青森山田高/2年ぶり2回目)
女子ダブルス:藤井寛子/若宮三紗子(日本生命/4年連続4回目)
混合ダブルス:田添健汰/前田美優(希望が丘高/初)
ジュニア男子:森薗政崇(青森山田高/初)
ジュニア女子:松平志穂(四天王寺高/初)

これを持ちまして全日本選手権の速報を終わります。

01月20日(日) 16時00分

丹羽孝希、2冠達成!!

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●男子シングルス決勝
丹羽孝希(青森山田高) 8,-3,-8,-9,7,5,9 水谷隼(beacon.LAB)

男子シングルス決勝、王座に輝いたのは丹羽だった。
打点の早い攻撃で、1ゲームを取った後、水谷に立て続けに3ゲーム取られたが、そこから更に早く、更に強気なプレーで3ゲームを連取した。

丹羽は男子シングルス、男子ダブルスで優勝し、2冠となった。

初優勝の丹羽のコメント:
 「1ゲーム目取れて流れに乗ったかと思ったけど、そうは簡単にいかなかった。水谷さんには全日本で過去2回負けていたし、去年負けた健太さんにも勝てたので、よりうれしい。今回の優勝だけでは満足できないです。自分が日本男子のエースだとは思っていないし、この1年を大切にしたい。パリ大会ではダブルスでメダル、シングルスでは中国選手をひとりでも多く倒したい。ロンドン五輪を経験したので、今日は特に緊張することもなく、自分のプレーを伸び伸びできた」

2年連続準優勝に終わった水谷のコメント:
「今大会は苦しい試合が続いて、今日の決勝に限っては3-1のリードから負けてしまったので本当に悔しい。去年は6連覇がかかっていて、プレッシャーもあったけど、今年は思い切ってできた。5カ月ぶりの公式戦でしたけど、その空白の期間が準優勝という結果に影響しているかもしれません。思い切っていくはずだったのに、試合では消極的になってしまった」

01月20日(日) 14時23分

女子ダブルス決勝、藤井/若宮が4連覇達成!!

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●女子ダブルス決勝

藤井寛子/若宮三紗子(日本生命) 6,5,8 小野思保/森薗美咲(日立化成)

藤井寛子/若宮三紗子は決勝戦、3−0で勝利し、優勝を飾った。
巧みなコース取りで得点を重ね、随所に素晴らしプレーを見せた。

藤井寛子/若宮三紗子は本大会で4連覇達成、本大会は1ゲームも落とさず完勝した。

優勝インタビュー:
「(最多記録に並ぶ4連覇は)本当にうれしいです。攻撃力があるペアなので受け身にならないようにふたりで話しました。みなさんに応援してもらえるプレーをしたいので、これからも応援よろしくお願いします」(若宮)
「たくさんの方に応援していただいて、私たちの思い切ったプレーをみせたかった。(大会の歴史に名を刻むことについて)うれしく思う。5月の世界卓球でふたりらしい戦いができれば良いと思います」(藤井)

01月20日(日) 13時14分

男子シングルス準決勝

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●男子シングルス準決勝

水谷隼(beacon.LAB) 6,-11,2,6,11 大矢英俊(東京アート)
丹羽孝希(青森山田高・青森) 12,-8,-8,8,8,7 松平健太(早稲田大・東京)

水谷vs大矢の準決勝、早い打点での攻撃の応酬が繰り広げられた。
2ゲーム目、大矢が果敢に攻め1ゲーム取ったが、サービスからの3球目、台上ストップからの攻撃の展開で水谷が優位に立ち、決勝へ駒を進めた。

01月20日(日) 13時02分

丹羽が初のベスト4進出

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●男子シングルス準々決勝 
丹羽孝希(青森山田高) 5、3、6、6 平野友樹(明治大)  
松平健太(早稲田大) 12、-9、9、2、-6、-6、11 岸川聖也(スヴェンソン)  
大矢英俊(東京アート) 6、5、6、6 松平賢二(協和発酵キリン)
水谷隼(beacon.LAB) 9、-9、3、6、-7、-9、3 張一博(東京アート) 

 丹羽(青森山田高)が昨日、昨年の王者吉村(愛知工業大)を破り、進出してきた平野(明治大)を圧倒。4-0のストレートで準決勝進出を決めた。驚くことに丹羽のベスト4は今大会が初。準決勝では昨年度敗れた松平(早稲田大)との対戦となる。

01月20日(日) 12時25分

藤井/若宮、決勝へ

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●女子ダブルス準決勝
藤井寛子/若宮三紗子(日本生命) 7,6,6 根本理世/北岡エリ子(中央大)
小野思保/森薗美咲(日立化成) 6,5,9 池田好美/平野容子(東京富士大)

藤井/若宮が根本/北岡の回転量のあるカットを攻略し、ストレートで4連覇に向けまた1歩前進した。小野/森薗も決勝に進出。

01月20日(日) 11時42分

水谷、接戦の末、ベスト4進出!!

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水谷隼(beacon.LAB・東京) 9,-9,3,6,-7,-9,3 張一博(東京アート・東京)

男子準々決勝、水谷が接戦を制し、準決勝に駒を進めた。好ラリー続出の試合、最終ゲームは序盤0−2とリードされるも、連続ポイントで気付けば11−3で勝利するのはさすがだ。

01月20日(日) 10時53分

女子ダブルス準々決勝の結果

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●女子ダブルス準々決勝

藤井寛子/若宮三紗子(日本生命) 4,7,6 鈴木李茄/宋恵佳(青森山田高)
根本理世/北岡エリ子(中央大) 5,8,6 福岡春菜/土井みなみ(中国電力)
池田好美/平野容子(東京富士大) 10,-9,7,8 田代早紀/藤井優子(日本生命)
小野思保/森薗美咲(日立化成) -7,-8,9,7,4 石塚美和子/山梨有理(十六銀行)

昨日の6回戦で平野美宇/伊藤美誠に勝利した池田好美/平野容子は、闘志をむき出し、レシーブから果敢に攻めていきベスト4に進出。平野容子の思い切りのいいフォアドライブで得点を重ねていった。

01月20日(日) 9時10分

大会最終日、天皇杯は誰の手に?

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体育館前に並ぶ来場者

 今年度の全日本も本日1日を残すのみとなった。昨日は女子シングルスで福原が石川を下し2連破を達成。本日の男子シングルスと女子ダブルスの王者決定をもって全日本が終幕する。
 男子シングルスでは昨年王者の吉村が昨日の6回戦で敗退。水谷の王者復活なるか? またそれを阻止するのは丹羽、岸川か?昨年3位の松平兄弟か? 男子準々決勝は10時30分からの開始。
 また、女子ダブルスでは藤井/若宮が4連覇を狙う。

男子シングルスと女子ダブルスの準々決勝の組み合わせは以下のとおり。

●男子シングルス準々決勝 
平野友樹(明治大) vs. 丹羽孝希(青森山田高)
岸川聖也(スヴェンソン) vs. 松平健太(早稲田大)
松平賢二(協和発酵キリン) vs. 大矢英俊(東京アート)
張一博(東京アート) vs. 水谷隼(beacon.LAB)

●女子ダブルス準々決勝
藤井寛子/若宮三紗子(日本生命) vs. 鈴木李茄/宋恵佳(青森山田高)
根本理世/北岡エリ子(中央大) vs. 福岡春菜/土井みなみ(中国電力)
田代早紀/藤井優子(日本生命) vs. 池田好美/平野容子(東京富士大)
小野思保/森薗美咲(日立化成) vs. 石塚美和子/山梨有理(十六銀行)

01月19日(土) 19時22分

「すごく緊張した」石川の会見

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2年連続準優勝に終わった石川の会見でのコメント。

★石川佳純の準優勝後の会見
 ロンドン五輪が終わって初めての全日本選手権だったので、正直すごく緊張しました。準備も結構してきた。いつもより少し緊張した全日本選手権だったと思います。準決勝でほとんど負けていたし、決勝で戦えることがラッキーだと思っていた。福原さんは去年のチャンピオンなので、向かっていこうと思って出足からやっていったけど、リードした時に守りに入ってしまったかなというのがある。攻めていくことができなくて、「何を入れようかな」という感じでプレーしてしまった。もっと攻めていけていたら、今日の決勝は違う結果になったんじゃないかと思います。
 去年よりは良い試合ができたと思うし、まだまだ課題が見つかったので、これから直さなきゃいけないところがたくさんあるので、これをバネにして、5月の世界選手権を目指して頑張りたい。競ったところでのサービスと3球目攻撃がまだまだあまいので、そこをしっかり練習していきたいと思います。

01月19日(土) 17時42分

昨年王者の吉村が6回戦で姿消す

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吉村に勝利した平野

敗戦後に立ち去る吉村

●男子シングルス6回戦 
平野(明治大) 8,11,-9,7,4 吉村(愛知工業大)
丹羽(青森山田高)3,-2,3,4,3 坪口(長崎県スポーツ専門員) 
岸川(スヴェンソン) -5,8,14,-11,7,-1,4 高木和(東京アート)
松平(早稲田大) 7,5,-4,11,10 村松(JOCエリートアカデミー/帝京) 
松平(協和発酵キリン) 6,8,9,1 吉田(青森山田高) 
大矢(東京アート) 5,-9,-9,-4,5,9,7 時吉(TEAM GIFU)
張(東京アート) 3,9,3,9 森本(愛知工業大)
水谷(beacon.LAB) 8,7,5,6 瀬山(リコー) 

大会5日目のラストは男子シングルス6回戦が行われ、ベスト8が出揃った。
6回戦最大の波乱は、ディフェンディングチャンピオン・吉村の敗退だ。高校の先輩でもある、平野と対戦した吉村だったが、持ち前のキレ味鋭い両ハンドが影を潜め、絶好調・平野に終始押され、1-4で敗れた。
激しい打撃戦となった岸川vs高木和戦は、最終ゲームにもつれるも、最後に消極的になった高木和に対し、岸川がレシーブから積極的に攻めて、激戦を制した。
同じく、フルゲームの大矢vs時吉戦は、中国製ラバーを貼った時吉の強烈なフォアドライブに苦しんだ大矢だったが、後半はうまくミドルをついて巻き返し、いつもの雄叫びを披露した。

吉村に勝利した平野のコメント:「高校の後輩なので、お互いをよく知っているので、やりにくくなかった。ぼくの調子はよく、相手は全日本チャンピオンだったので、やりにくかったと思う。2ゲーム目にジュースを取れたことが、勝負どころだったと思います」

01月19日(土) 16時13分

おめでとう!愛ちゃん2年連続のV

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●女子シングルス決勝
福原(ANA) -6、7、-4、9、9、3 石川(全農)

女子シングルスの決勝は福原が石川を4-2で破り2年連続の優勝を果たした。


優勝インタビュー:
ーおめでとうございます。
福原:ありがとうございました。
ー今年も石川選手との熱戦でしたどうでしたが?
福原:まさか優勝できると思っていなかったので、びっくりしています。
ー接戦が続きましたが?
福原:石川さんはロンドンでも一緒に戦った仲間ですし、競るのはわかっていました。
ー勝因はなんでしょう?
福原:2−2になった時でもあきらめずに、支えてくださった方々の応援の思いを胸にかんばりました。
ー手術後に頂点に立った気持ちは?
福原:優勝できたことで大きな自信になりました。5月にはパリの世界選手権が控えているのでもっともっと強くなってがんばりたいです。

01月19日(土) 14時46分

健太、孝希が頂点へ、男子ダブルス

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●男子ダブルス決勝
松平/丹羽(早稲田大/青森山田高) 7、11、7 坂本/笠原(協和発酵キリン)

 松平/丹羽が坂本/笠原をストレートで破り男子ダブルスの頂点に立った。
松平/丹羽は準決勝で6度目の優勝を狙う水谷/岸川を下し、決勝に進出。
決勝の2ゲーム目は先にゲームポイントを取られるも「2ゲームは負けていたけど1ゲーム取っていたので、負けてもいいという気で強気でいった」(丹羽)とのコメントのとおり、強気の姿勢を崩さず連取。そのまま勢いにのり、ストレートで男子ダブルスの頂点に立った。

試合後のインタビューでのコメント
「去年は準決勝で負けたので、今年は勝ちたいという気持ちが強かった」(松平)
「今日は調子が良かった。今日はあとシングルスが残っているのでしっかり勝って、明日も優勝したい」(丹羽)

01月19日(土) 14時15分

水谷/岸川は準決勝敗退

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準決勝で敗退の水谷/岸川

●男子ダブルス準決勝
松平/丹羽(早稲田大/青森山田高) 7,9,-9,9 水谷/岸川(beacon.LAB/スヴェンソン)
坂本/笠原(協和発酵キリン) 6,-5,6,2 張/高木和(東京アート)

男子ダブルス準決勝で、過去5回優勝している水谷/岸川は、2年前にも敗れた松平/丹羽に敗れた。水谷がもっと積極的にレシーブから攻めたいところだったが、大事にいってしまい、チャンスを作れず。逆に丹羽は、チキータを含め多彩なテクニックを見せ、先輩ペアを翻弄。
もう1試合の坂本/笠原も、サウスポーの坂本がレシーブで相手を崩し、張/高木和を下した。

01月19日(土) 13時47分

女子決勝は福原vs.石川

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2連覇に王手をかけた福原

福原に敗れた藤井

●女子シングルス準決勝
福原(ANA) 8、9、-9、-11、9、4 藤井寛(日本生命)
石川(全農) -9、-9、3、-5、3、9、7 松澤(淑徳大) 

福原と藤井の対戦はゲームカウント2-2となるも、福原がその後2ゲームを連取し決勝進出を決めた。石川は松澤にゲームカウント1-3と先に王手をかけられ苦しい展開から逆転で勝利。女子シングルスの決勝は2年連続で福原vs石川の同カードとなった。

敗れた藤井は試合後「小さい頃から一緒に国際大会に出てきた福原と準決勝でお互いに自分のプレーができたのはうれしい。今年の一番の目標は世界戦パリ大会のダブルスでがんばりたい」とコメントを残した。

01月19日(土) 12時56分

美宇/美誠5回戦敗退、女子ダブルス

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●女子ダブルス5回戦
藤井寛/若宮(日本生命) 4,2,9  中尾/小道野(早稲田大)
鈴木/宋(青森山田高) 4,7,-12,4  野上/市川(日立化成)
根本/北岡(中央大) 8,6,-6,4  河村/松浦(アスモ)
福岡/土井(中国電力) 6,-4,4,8  阿部/天野(サンリツ)
田代/藤井優(日本生命) 5,11,9  大西/宮崎(日本体育大)
池田/平野(東京富士大) 7,7,9  平野/伊藤(ミキハウスJSC山梨/豊田町卓球スポーツ少年団)
小野/森薗(日立化成) 9,7,7  中島/加藤(早稲田大)
石塚/山梨(十六銀行) 6,6,8  久木/市原芹菜(龍谷大)

注目の平野/伊藤ペアは、昨年度の全日学優勝ペア、東京富士大の池田/平野に敗退。随所に好プレーを見せたが、コンビネーションの良さに差が出たか。池田/平野は、年下相手にも受けのプレーにならず、持ち前の気迫のプレー、ガッツポーズを見せ、難敵を下した。
同じく大学生ペアの根本/北岡もベスト8入り。ともにカットマンで粘りのプレーが魅力。河村/松浦の豪快なドライブも鮮やかなカットのコンビネーションで攻略した。

01月19日(土)

村松雄斗、森田侑樹に勝ち、ランク入りを果たす

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 現在、世界ランキング急上昇中の村松雄斗(JOCエリートアカデミー)が、5回戦で森田侑樹(シチズン)を破り、初のランキング入りを果たした。ジュニアでは惜しくも優勝を逃した村松だが、森田に対し、カットと攻撃で完勝した。「向こうは世界ランキングから見ても格上なので向かっていったが、予想以上に、カットの変化がわからなかった。粘りきれなかった」と試合後の森田。

01月19日(土) 12時06分

男子ラン決の戦いが終了

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韓陽に勝利しランク入りした松平健二

●男子シングルス5回戦
吉村(愛知工業大) -8,8,-7,8,10,-8,9 大島(早稲田大)
平野(明治大) -10,9,7,-9,10,-9,10 塩野(東京アート)
坪口(長崎県スポーツ専門員) -6,7,6,6,9 上江洲(愛工大名電高)
丹羽(青森山田高) 10,-9,2,-7,7,-11,3 松下(明治大) 
高木和(東京アート) 3,5,-5,4,9 田㔟(協和発酵キリン)
岸川(スヴェンソン)7,5,-5,5,6 有延(野田学園高) 
村松(JOCエリートアカデミー/帝京) 6,-13,7,7,8 森田(シチズン) 
松平(早稲田大) 3,8,9,4 坂本(協和発酵キリン) 
松平(協和発酵キリン) 5,3,9,-10,4 韓陽(東京アート)
吉田(青森山田高) 8,-8,7,10,5 吉田(えひめTTC)
大矢(東京アート) 3,-4,6,5,-3,9 上田(青森大)
時吉(TEAM GIFU)7,-6,-5,-9,8,10,8 下山(協和発酵キリン)
森本(愛知工業大) 7,-7,-8,8,-6,8,7 笠原(協和発酵キリン)
張(東京アート) 6,4,-11,7,8 吉村(野田学園高)
瀬山(リコー) -9,-5,-10,9,5,10,10 横山(長崎県スポーツ専門員)
水谷(beacon.LAB) 6,9,-8,-4,3,11 森薗(青森山田高)

ベスト16の全日本ランクを賭けて争われるシングルス5回戦。全16試合が一斉に開始され、激しい戦いが繰り広げられた。
松平賢二は、韓陽と対戦し、最後まで攻めきって勝利をあげた。また、ヤマダの先輩後輩吉田対決となった高校生・雅己vs元全日本王者・海偉の戦いは、若手の雅己が勝利。最近はコーチ業が主軸とはいえ、相変わらずの豪快なペンドラプレーを見せた海偉だったが、吉田の速い攻めにはついていけず。

01月19日(土) 11時35分

五輪代表はそろってランク入り

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●男子シングルス5回戦
水谷(beacon.LAB) 6,9,-8,-4,3,11 森薗(青森山田高)
岸川(スヴェンソン)7,5,-5,5,6 有延(野田学園高)
丹羽(青森山田高) 10、-9、2、-7、7、-11、3 松下(明治大) 

男子シングルス5回戦。水谷、岸川、丹羽の五輪代表がそろってベスト16入りを決めた。
今年のジュニア王者の森薗と対戦した水谷は予想以上の苦戦に。集中を切らさず何本でも攻めてくる森薗に苦しい表情を見せつつ、第6ゲームでは水谷も気迫のガッツポーズを出し、ジュースの末に接戦を制した。
丹羽と松下の試合はフルゲームまでもつれ込むも、最終ゲームは丹羽が五輪代表の貫禄を見せ3点で松下を抑え勝利。敗れたが、松下のチキータ、ドライブもミートもいける強気のバックハンドテクニックは光っていた。
当たり始めると止まらない強烈な両ハンドを持つ有延と対戦した岸川は丁寧にコースを突いて、相手の強打を封じて完勝。攻められてもコースをきっちり読んでブロックで返球し、力の差を見せつけた。

01月19日(土) 10時56分

福原、石川準決勝進出

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ストレート勝利の石川

初のベスト4入りを決めた松澤

●女子シングルス準々決勝
福原(ANA) 8、-8、5、9、8  小野(日立化成)
藤井寛(日本生命)7、5、8、7 岡本(サンリツ)
松澤(淑徳大) 6、-9、4、4、12 田代(日本生命)
石川(全農) 10、4、9、3 藤井優(日本生命)

日本代表として活躍する福原、石川、藤井寛は貫禄の勝利で準決勝進出。
昨年ベスト4の田代vs元全日学王者の松澤の一戦は、攻撃力に勝る松澤が勝利。元々ラリー力のあった松澤だったが、この1年で球威、回転量もアップ。ミスの少ないプレーが魅力の田代だったが、松澤の回転を抑えられずオーバーミスを連発し、2年連続のベスト4入りはならなかった。

01月19日(土) 10時36分

水谷/岸川、快勝で準決勝へ

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●男子ダブルス準々決勝
水谷/岸川(beacon. LAB/スヴェンソン) 4、9、7  井上/藤本(近畿大)
松平/丹羽(早稲田大/青森山田高) -13、10、9、9 桒田/横山(明治大)
張/高木和(東京アート) 12、-4、4、8 田中/久保田(シチズン)
坂本/笠原(協和発酵キリン) 8、-12、6、10 時吉/安藤(TEAM GIFU/岐阜信用金庫)

水谷/岸川が井上/藤本の近畿大ペアをストレートで下し準決勝進出を決めた。
松平/丹羽は第1ゲームを奪われるもその後の接戦を制し勝利。準決勝での水谷/岸川への挑戦権を獲得した。

準決勝の組み合わせは以下のとおり
水谷/岸川  vs.  松平/丹
張/高木和 vs. 坂本/笠原

01月19日(土) 9時30分

福原は2連覇を水谷/岸川は6度目の優勝を狙う

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 大会5日目。今年度の全日本も残り2日となった。今日は女子シングルスと男子ダブルスで準々決勝〜決勝が行われ王者が決まる。女子シングルスではここまで順当に勝ち上がってきた福原と石川。2連覇を狙う福原は準々決勝で小野(日立化成)と、女王返り咲きを狙う石川は藤井優(日本生命)と対戦する。女子準々決勝はこのあとすぐ10時から開始となる。
また、男子ダブルスでは水谷/岸川が6度目の優勝に向け、10時からの準々決勝、井上/藤本(近畿大)と対戦。男子シングルスはベスト16を決める熱いラン決の戦いも行われる。
本日のスケジュールは以下のとおり。

10:00 女子シングルス準々決勝
    男子ダブルス準々決勝
10:45 男子シングルス5回戦
11:30 女子シングルス5回戦
12:30 女子シングルス準決勝
13:30 男子ダブルス準決勝
15:00 女子シングルス決勝
16:30 男子シングルス6回戦

01月18日(金) 17時44分

ジュニア王者は森薗と松平

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●ジュニア男子決勝
森薗(青森山田高) 5、7、-7、7 三部(青森山田中)

準決勝で第1シードの村松(JOCエリートアカデミー)を退けた森薗が、青森山田の後輩である三部を3-1で下し、念願の頂点に登りつめた。

森薗のコメント:「JNT(ジュニアナショナルチーム)を外されて、ショックだった。ぼくの卓球は気合い。センスはあまりない。だけど優勝できてまた自信を取り戻せたと思います」

●ジュニア女子準決勝
松平(四天王寺高) -7、9、-3、13、5 浜本(JOCエリートアカデミー)

ジュニア女子は松平が逆転で浜本を破り優勝を遂げた。浜本はゲームカウント2-1での2回のマッチポイントで決めきれず、優勝に手が届かなかった。試合後松平は「すこし兄たちに近づけたかな」と笑顔でコメント。

01月18日(金) 17時42分

高校生ペア王者が誕生、混合ダブルス

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●混合ダブルス決勝
田添/前田(希望が丘高) 8、9、6 吉村/石川(愛知工業大/全農) 

混合ダブルス決勝戦。まさかの高校生チャンピオンペアが誕生した。田添/前田(希望が丘高)が吉村/石川(愛知工業大/全農)をストレートでくだし混合ダブルス王者にのぼりつめた。

優勝した田添は「毎日練習していたので自信はあったけど、かなり緊張しました。まさか優勝できるとは思っていない、夢みたいです。来年も組むことになると思うので、今回はまぐれと言われないように来年も優勝を狙います」とコメント。

敗れた吉村は「技術的には負けていないと思うけど、今日は凡ミスが多かった」と敗戦を振り返った。

 

01月18日(金) 17時01分

8強がそろう、女子シングルス6回戦

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ベスト8入りを決めた福原

●女子シングルス6回戦の結果
福原(ANA) 9、7、11、9 山梨(十六銀行)
小野(日立化成) 7、6、6、6 若宮(日本生命)
岡本(サンリツ) -8、-3、10、10、-8、9、10 狭間(十六銀行)
藤井寛(日本生命) 11、5、9、-4、11 加藤(JOCエリートアカデミー)
田代(日本生命) 8、9、9、6 福岡(中国電力)
松澤(淑徳大) 7、2、-14、6、-9、-9、7 森(昇陽高)
藤井優(日本生命) 8、4、6、5 天野(サンリツ)
石川(全農) -10、9、-6、8、6、6 根本(中央大)

女子シングルスの6回戦が終了し、8強が出揃った。
福原、石川は順当に勝利。小野が若宮をストレートでくだし8強入りした。

01月18日(金) 15時44分

混合ダブルス決勝は吉村/石川 vs 田添/前田

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吉村/石川

田添/前田

●混合ダブルス準決勝
吉村/石川(愛知工業大/全農) 11、10、8 松平/若宮(協和発酵キリン/日本生命)
田添/前田(希望が丘高) 4、5、9 板倉/飛永(早稲田大)

吉村/石川が昨年優勝の松平/若宮をストレートで下し決勝進出。
田添/前田の高校生ペアもストレートで勝利を決めた。

01月18日(金) 15時18分

ジュニア女子決勝は浜本 vs. 松平

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大接戦となった浜本と森の準決勝

●ジュニア女子準決勝
松平(四天王寺高) 6、8、10 宋(青森山田高)
浜本(JOCエリートアカデミー) 6、-8、9、-6、13 森(昇陽高)


 ジュニア女子準決勝が終了し、松平(四天王寺高)と浜本(JOCエリートアカデミー)がそれぞれ勝利し、初の決勝進出を決めた。
松平が宋(青森山田高)をストレートで下したのに対し、浜本と森(昇陽高)の試合はゲームオールジュースの大接戦。13-13から浜本がサービスエース、そして最後は森のフォアハンドがネットにかかりオーバー。浜本に軍配が上がった。

01月18日(金) 14時52分

美宇/美誠が5回戦へ、女子ダブルス

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試合後の記者会見の模様

●女子ダブルス4回戦
平野/伊藤(ミキハウスJSC/豊田町卓球スポーツ少年団) 10、-9、2、6 田崎/平(正智深谷高)

 注目の小学生ペア、平野美宇と伊藤美誠の女子ダブルスの初戦(4回戦)。高校生の田崎/平(正智深谷高)にパワーでも負けることなく3-1で勝利し、5回戦進出を決めた。
 ふたりともシングルスは一般、ジュニアともに敗れ、残っているのはダブルスのみ。試合後には「シングルスで負けてしまったのでダブルスでがんばりたい」(平野)、「せっかく出たからには、全日本で優勝を狙いたい。一番強いペア、藤井/若宮とやりたい」(伊藤)と力強いコメントも聞かれた。

01月18日(金) 14時02分

「ランカー」の16名が決定。女子シングルス

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昨日は森薗を今日は鈴木を下しランク入りした森

●女子シングルス5回戦(ランク決定戦)
福原(ANA) 7、12、6、−3、6 丹羽(淑徳大)
山梨(十六銀行) 2、2、2、11 橋本(ミキハウスJSC)
小野(日立化成) 4、6、7、−13、11 玉石(同志社大)
若宮(日本生命) 2、9、7、−10、−8、7 宋(青森山田高)
狭間(十六銀行) 6、5、9、9 平(正智深谷高)
岡本(サンリツ) 10、6、−6、10、8 野中(長崎県スポーツ専門員)
藤井寛(日本生命) 2、4、5、10 平野(東京富士大)
加藤(JOCエリートアカデミー) 10、−9、9、−7、8、6 前瀧(正智深谷高)
田代(日本生命) 9、−7、4、5、9 阿部(サンリツ)
福岡(中国電力) 3、8、8、5 亀崎(KTGクラブ)
松澤(淑徳大) −6、10、−7、5、7、5 松平(四天王寺高)
森(昇陽高) −11、−8、6、8、9、13 鈴木(青森山田高)
藤井優(日本生命) 9、11、7、11 市川(日立化成)
天野(サンリツ) 8、−7、8、4、8 中島(早稲田大)
根本(中央大) −7、−5、11、7、9、13 松本(ミキハウス)
石川(全農) 6、6、−9、3、6 鳥居(神戸松陰女子学院大)

 女子シングルスでベスト16(ランカー)が決定。第2シードの石川も全日学2位の鳥居を下し、きっちりベスト16に勝ち上がった。

01月18日(金) 12時28分

ラン決の戦い。福原愛が丹羽を下しランク入り

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福原に敗れた丹羽

ランク入りを逃した前瀧

 ラン決と呼ばれるベスト16決定。福原(ANA)は全日学優勝の丹羽(淑徳大)に1ゲームを奪われるも4-1で丹羽を沈めランク入りを決めた。敗れた丹羽は「初めての対戦だったので思い切ってやるだけでした。終盤はかなり慣れてきたけど、バックハンドのボールになれることができなかった」と試合後に語った。
 また、昨日平野(ミキハウス)を破り大金星を上げた前瀧(正智深谷高)は世界ジュニア代表の加藤(JOCエリートアカデミー)とゲームオールの接戦を繰り広げるもあと一歩及ばす、ランク入りはならなかった。

●女子シングルス5回戦
福原(ANA) 7、12、6、-3、6 丹羽(淑徳大)
加藤(JOCエリートアカデミー) 10、-9、9、-7、8 前瀧(正智深谷高) 

01月18日(金) 11時12分

「理由は冷静に考えたい」平野早矢香の全日本が終幕

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4回戦進出を決めた松澤/丹羽(淑徳大)

●女子ダブルス3回戦
河村/松浦(アスモ) -8、-7、9、10、6 平野/松本(ミキハウス)
松澤/丹羽(淑徳大) 5、-8、10、-10、2  弓取・早田(希望が丘高・石田卓球クラブ)

 昨日、女子シングルス4回戦で前瀧(正智深谷高)にまさかの敗退となった平野早矢香(ミキハウス)。藤本(近畿大)との混合ダブルスも敗退したため、残るは女子ダブルスのみとなっていた。
その女子ダブルス3回戦、平野の元気のなさに心配の声もあったが、河村/松浦(アスモ)に対し2ゲームを先取。勝利目前かと思われたが、河村/松浦に3ゲームを連取され逆転で敗退。今年の全日本で平野が表彰台に上がることはなかった。

平野:「体調面は悪くなかった。五輪の時の自分に戻そうというのはなく、常に変わり続けていたが、それが追いつかなかった。それが理由かは冷静に考えたい。ダブルスは2-0で良い形が作れていて、パートナーは良いプレーをしてくれたけど、最後は自分のミスが多かった」

 また、松澤/丹羽(淑徳大)は、高校生/小学生ペアの弓取・早田(希望が丘高・石田卓球クラブ)に苦戦するも、最終ゲームを2点で抑え、4回戦進出を決めた。4回戦では鈴木・宋の青森山田高ペアとの対戦。

01月18日(金) 9時41分

大会第4日、五輪代表が登場

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昨日朝の練習時の水谷

 大会4日目の今日は男子五輪代表組が登場。補助剤問題で五輪後の国際大会には出場していない水谷(becon. LAB)の5カ月ぶりの公式戦となる。水谷の初戦は岸川と組み6度目の優勝を狙う男子ダブルスからスタート。その後にはシングルス4回戦も控えている。王者復活に向け、どんな初戦を見せてくれるのか?また、五輪ベスト8の岸川(スヴェンソン)、同代表の丹羽(青森山田高)、昨年度の全日本チャンピオンの吉村(愛知工業大)などスーパーシードたちにも注目だ。

 本日は混合ダブルス、ジュニア男女で準決勝、決勝が行われ、早くも今年度の王者が誕生する。女子のラン決も見逃せない戦いが繰り広げられるだろう。
本日行われる試合は以下のとおり。

第4日 1月18日(金)
男子シングルス 3回戦~4回戦

女子シングルス 5回戦~6回戦

男子ダブルス 4回戦~5回戦

女子ダブルス 3回戦~4回戦

混合ダブルス 準決勝~決勝

ジュニア男子 準決勝~決勝
ジュニア女子 準決勝~決勝

01月17日(木) 21時31分

女子シングルスに「Shochi旋風」吹き荒れる!

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大会中盤で最大のサプライズを起こした前瀧

平野早矢香、まさかの初戦敗退

ミスのない素晴らしいカット攻略を見せた平

●女子シングルス4回戦
福原(ANA) 14、5、9、4 酒井(四天王寺高)
平(正智深谷高) 9、−9、8、1、6 石垣(日本生命)
前瀧(正智深谷高) 7、7、5、7 平野(ミキハウス)
森(昇陽高) 8、−8、7、8、6 森薗(日立化成)
石川(全農) 8、9、8、6 伊藤(十六銀行)

 スーパーシードの選手たちが登場する女子シングルス4回戦で、正智深谷高の前瀧初音、平侑里香が大・大・大金星を挙げた。前瀧はロンドン五輪女子代表の平野早矢香、平は世界団体選手権ドルトムント大会代表の石垣優香に快勝。明日の5回戦へ駒を進めた。

 試合後、「思い切ってやるだけでした」と声を揃えた前瀧と平。右シェーク・バック表ソフトの異質攻撃スタイルである前瀧は、よく切れたバックサービスを平野のバック深くに出し、持ち上げさせて叩くというシンプルな作戦が完全にハマった。総合力ならば平野のほうが上だが、レシーブでの強打が少ない平野の両ハンドスタイルに、一点集中の戦術で風穴を開けてみせた。「一般は初めての出場だったので、思い切ってやりました。平野さんと当たるところまでいきたいと思っていたし、試合をしていて楽しかったです」と初々しいコメント。

 平は「とにかく粘るしかない。慌てず、少しでも長くラリーを続ければいい」という試合後のコメントのとおり、石垣のカットを我慢強く攻略。強打でのミスを避け、相手の強打も丁寧にブロックしてペースをつかんだ。チームメイトに昨夏のインターハイ3位の池上がいたことも、カット攻略の布石となったようだ。「勝てるとは思っていなかったです」と試合後は最高の笑顔を見せた。

01月17日(木) 19時42分

ジュニア男子、3位以上が決定

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昨年の3位からのランクアップを狙う村松

●ジュニア男子準々決勝
村松(JOCエリートアカデミー/帝京) 7、4、4 平野(野田学園高) 
森薗(青森山田高) 6、9、5 堀(明徳義塾)
三部(青森山田中) 11、-6、-9、9、6 定松(希望が丘高) 
田添(希望が丘高) 8、11、9 吉村(野田学園高)

ジュニア男子は4強が出揃った。第1シードの村松はブツ切りカットでサウスポー平野の強打をシャットアウト。また、昨夏の全中を制した三部が定松を下し、中学生で唯一の4強入りを果たしている。

01月17日(木)

美宇、美誠、破れる。ジュニア女子5回戦

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平野は第3ゲームから開き直った森に逆転負けを喫した

ゲームオールジュースで敗れた伊藤は、試合後に涙…

●女子ジュニア5回戦
森(昇陽高) −8、−8、3、10、7 平野(ミキハウスJSC山梨)
森薗(四天王寺高) −7、8、7、−8、10 伊藤(豊田町卓球スポーツ少年団)

注目の平野美宇と伊藤美誠は、ジュニア5回戦でともにゲームオールで敗退。
ふたりは一般シングルスでもすでに破れているため、明日からふたりでペアを組むダブルスで上位を狙うことになる。

また、世界ジュニア代表の前田、加藤も破れ8強入りならず。
加藤を逆転で破った松平、全中優勝の佐藤が8強入りを果たした。

●ジュニア女子5回戦
森(昇陽高) -8、-8、3、10、7 平野(ミキハウスJSC山梨) 
楠川(城南高) 8、6、-8、-7、8 加藤(県立岐阜商業高)
森薗(四天王寺高) -7、8、7、-8、10 伊藤(豊田町卓球スポーツ少年団)
石川(JOCエリートアカデミー) 12、8、-8、9 前瀧(正智深谷高)
宋(青森山田高) 6、6、6 高橋(岩国商業高)
浜本(JOCエリートアカデミー) -6、-7、5、9、9 前田(希望が丘高)
佐藤(尾札部中) 7、9、10 加藤(県立岐阜商業高)
松平(四天王寺高) -6、-5、8、11、6 加藤(JOCエリートアカデミー)

01月17日(木) 18時04分

4強決まる。混合ダブルス

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ベスト4入りを決めた松平/若宮

松平/若宮に惜敗した藤本/平野

昨年優勝の松平/若宮を藤本/平野が追いつめたが一歩及ばず、ゲームカウント0-2のビハインドを跳ね退けた松平/若宮が4強入りした。明日準決勝、決勝が行われる。

●混合ダブルス準々決勝
松平/若宮(協和発酵キリン/日本生命) -9、-8、4、6、10 藤本/平野(近畿大/ミキハウス) 
吉村/石川(愛知工業大/全農) 5、6、8 軽部/小野(シチズン/日立化成) 
田添/前田(希望ヶ丘高) 8、7、6 笠原弘/笠原多(協和発酵キリン/大正大) 
板倉/飛永(早稲田大) 9、-4、7、5 柴田/安達(愛知工業大)

01月17日(木) 16時55分

ジュニア男子、第1シードの村松は8強へ

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優勝候補・第1シードの村松

全中チャンプの三部

ジュニア男子の5回戦が終了し、8強がそろった。
第1シードの村松(JOCエリートアカデミー/帝京)はここまで1ゲームも落とさず8強入りを果たした。
全中チャンピオンの三部(青森山田中)も松下(愛工大名電高)を下し準々決勝進出を決めた。

●ジュニア男子5回戦
村松(JOCエリートアカデミー/帝京) 7、8、10 下山(青森山田高)
平野(野田学園高) 8、-7、7、9 上村(希望が丘高)
森薗(青森山田高) -7、7、4、11 大塚(JOCエリートアカデミー/帝京)
定松(希望が丘高) -7、4、5、9 東(JOCエリートアカデミー/帝京)
田添(希望が丘高) 9、9、10 渡辺(明徳義塾高)
吉村(野田学園高) 9、9、-4、12 及川(青森山田中)
堀(明徳義塾) 9、-7、8、10 酒井(JOCエリートアカデミー/帝京)
三部(青森山田中) -8、3、6、10 松下(愛工大名電高)

01月17日(木) 16時14分

齋藤清、勝利記録更新ならず

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記者会見での齋藤

男子シングルス1回戦に出場した齋藤(埼玉工業大職員)は藤原(昇陽高教員)との対戦。
齋藤は藤原の速いドライブ攻撃で先に1ゲームを先取されるも、回転の読みにくい巧みなサービスで先手を取り、試合はフルゲームにもつれ込んだ。最終の第5ゲームは両者とも譲らず、シーソーゲームとなったが、6-6から徐々に藤原が齋藤を引き離し、最後は齋藤のボールがオーバーしゲームセット。齋藤の全日本勝利記録の更新はならなかった。

●男子シングルス1回戦
藤原(昇陽高教員) 5、-8、8、-8、8 齋藤(埼玉工業大職員) 

01月17日(木) 13時36分

秋草/伴はドニックウェアで善戦

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善戦むなしく敗退した秋草/伴

秋草/伴に勝利した龍崎/緒方

 男子ダブルス2回戦、ドニックのシャツ ストライプJPウェアで登場したのは埼玉のクラブチームの秋草/伴(鳩ヶ谷クラブ/TTC浦和・土合)。エリートアカデミーの龍崎/緒方にゲームカウント2-1とリードするものの、第4、5ゲームを奪われ、善戦むなしく逆転負けを喫した。

●男子ダブルス2回戦
龍崎/緒方(JOCエリートアカデミー) -7、5、-10、9、7 秋草/伴(鳩ヶ谷クラブ/TTC浦和・土合)

01月17日(木) 12時41分

美誠、シングルス2回戦敗退。美宇は3回戦へ

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 女子シングルス2回戦。昨日、「愛ちゃんのところまで行きたい」と語っていた伊藤美誠だったが、 粟屋(就実高)に破れ2回戦敗退となった。1ゲーム目のゲームポイントをものにできなかったのが響いたのか。3ゲーム目に1ゲームを奪うも最終ゲームは3点で抑えられ3回戦進出はならなかった。
また、平野美宇は冷静沈着なプレーで大学生の岡を完全に圧倒。ストレートで3回戦進出を決めた。
●女子シングルス2回戦
平野(ミキハウスJSC山梨) 8、5、2 岡(東京富士大) 
粟屋(就実高) 10、4、-5、3 伊藤(豊田町卓球スポーツ少年団) 

01月17日(木) 12時05分

混合ダブルスベスト8が決定

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ベスト8入りした吉村/石川

上田/鈴木を下した笠原兄妹ペア

 混合ダブルス4回戦が終了し、ベスト8ペアが決定。昨年のチャンピオン松平/若宮、3位の吉村/石川は順当にベスト8入りしたが、昨年2位の大矢/森薗が板倉/飛永(早稲田大)に足元をすくわれまさかの敗退となった。

 本日3時半から行われる準々決勝では、上田/鈴木(青森大/青森山田高)にストレートで勝利した笠原弘/笠原多(協和発酵キリン/大正大)の兄妹ペアにも注目したい。

●混合ダブルス4回戦
松平/若宮(協和発酵キリン/日本生命) 8、9、6 北村/高木(愛知工業大)
藤本/平野(近畿大/ミキハウス) 4、-6、10、7 町/宋(青森山田高) 
軽部/小野(シチズン/日立化成) 9、5、-4、-6、8 松下/小鉢(明治大/東京富士大)
吉村/石川(愛知工業大/全農) 10、-6、7、9 時吉/山梨(TEAM GIF/十六銀行) 
笠原弘/笠原多(協和発酵キリン/大正大) 6、14、7 上田/鈴木(青森大/青森山田高) 
田添/前田(希望ヶ丘高) 7、4、8 有延/高橋(野田学園高/岩国商業高) 
柴田/安達(愛知工業大) 7、-6、6、-9、8 神/平野(明治大/東京富士大) 
板倉/飛永(早稲田大) -3、10、1、-11、13 大矢/森薗(東京アート/日立化成) 

01月17日(木) 11時11分

正智深谷高、前瀧は5回戦へ、平は敗退

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接戦に勝利した前瀧

平を下した浜本

 ジュニア女子4回戦。フルゲームの接戦となった正智深谷高の前瀧と林(遊学館高)の高校生対決。
5ゲーム目、リードされながらも応援を背に攻め続けた前瀧が逆転で5回戦進出を決めた。
また、平は浜本(JOCエリートアカデミー)の前に1ゲームを奪うに留まり4回戦敗退となった。

●ジュニア女子4回戦
浜本(JOCエリートアカデミー) 7、-7、5、11 平真(正智深谷高)
前瀧初(正智深谷高) -4、9、-10、9、9 林(遊学館高)

01月17日(木) 9時24分

大会3日目、福原愛の初戦に注目!

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会場入り口のドニックブース

 大会3日目の今日は、五輪3人娘の福原愛(ANA)、石川佳純(全農)、平野早矢香(ミキハウス)がそろって女子シングルス4回戦に登場する。石川、平野は昨日のダブルスに出場しているが、福原は今日が全日本の初戦となる。8月に手術したひじの状態が卓球関係者だけでなく、マスコミも気になるところだろう。
 今日は男子シングルスもスタートし、全種目がでそろう。その1回戦には全日本最多勝利記録を持つ、齋藤清(埼玉工業大職員)が登場。勝利して自身の101勝の記録を塗り替えられるか?
 また、混合ダブルス、ジュニア男女は準々決勝までが行われベスト4が決定する。
本日も全日本速報をお楽しみに!
本日行われる試合は以下のとおり。

第3日 1月17日(木) 
男子シングルス 1回戦~2回戦

女子シングルス 2回戦~4回戦

男子ダブルス 2回戦~3回戦

女子ダブルス 2回戦

混合ダブルス 4回戦~準々決勝

ジュニア男子 4回戦~準々決勝

ジュニア女子 4回戦~準々決勝

01月16日(水) 21時07分

「愛ちゃんのところまで行きたい」美宇、美誠2回戦へ

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 ジュニアでは4回戦進出を決めたスーパー小学生の平野(ミキハウスJSC山梨)と伊藤(豊田町卓球スポ少)の女子シングルス1回戦。伊藤は小村(松徳学院中)に第1ゲームを先取されるも、第2ゲームから3ゲーム連取で勝利を決め、2回戦進出を決めた。「1ゲームを落としたが、気楽にできた」(伊藤)。

 また、平野は朝田(Y.H.Gアスリートクラブ)を3-0のストレートで破り、伊藤とともに明日の2回戦進出を決めた。一般での目標は伊藤、平野ともに「愛ちゃんのところまで行きたい」で、「ダブルスではベスト4が目標」と平野からのコメント。美宇/美誠のダブルスの初戦は大会4日目の18日。

●女子シングルス1回戦
平野(ミキハウスJSC山梨) 4、7、9 朝田(Y.H.Gアスリートクラブ)
伊藤(豊田町卓球スポ少) -5、4、4、7 小村(松徳学院中)

01月16日(水) 19時34分

「試合はやっぱり楽しい」平野

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 混合ダブルスでは4回戦へ、女子ダブルスでは2回戦へ駒を進めた平野早矢香(ミキハウス)。
混合ダブルス終了後には「初日としてはまあまあでした。混合、女子ダブルスともにペアがサウスポーで、特に藤本くんは台上がうまいのでやりやすい」とコメント。
また、五輪について聞かれると「全日本へのトレーニングの時点で五輪のことはリセットされている。試合はやっぱり楽しい。ここが自分の居場所なんだと思う」と平野の強さが伺えるコメントを残した。

明日の混合ダブルス4回戦は町/宋(青森山田高)とベスト8をかけて戦う。

01月16日(水) 17時04分

伊藤辛勝!ジュニア女子3回戦

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勝利後の笑顔の伊藤

伊藤を追いつめた玉石

シード選手が登場のジュニア女子3回戦。優勝候補の一角、伊藤(豊田町卓球スポ少)が玉石(大成中)相手に大苦戦。プレーに堅さが見られフルゲームとなった第5ゲーム、玉石が10-7とリード。敗戦目前の伊藤だったが、そこから3連続得点でジュースへ持ち込み最後は15-13で勝利。周囲をホッとさせた。

●ジュニア女子3回戦
伊藤(豊田町卓球スポ少) 3-2 玉石(大成中)

01月16日(水) 16時23分

松澤/丹羽1回戦突破。女子ダブルス

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松澤/丹羽(淑徳大)のダブルス1回戦。
ゲームカウント2-0後、接戦の第3ゲームをジュースで抑え2回戦進出を決めた。

●女子ダブルス1回戦
松澤/丹羽(淑徳大) 7、5、11 今田/梅村(スズキ/静岡県立大)

01月16日(水) 14時48分

塩野/御内のカットペア2回戦へ

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男子ダブルス1回戦に塩野/御内が登場。最近少なくなったカットマンペアだ。
実力者同士のペアだけに、現代のドライブ攻撃をどこまで攻略し、上位に食い込んでくるか楽しみなペアだ。

●男子ダブルス1回戦
塩野/御内(東京アート/シチズン) 4、4、7 豊重/池(鹿児島国際大)

01月16日(水) 13時53分

全中チャンピオン三部、順当に勝利

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今年度の全中チャンピオンの三部がジュニア2回戦に登場。
安定した両ハンド攻撃で同じ中学生の渡井を圧倒。3回戦進出を決めた。

●ジュニア男子2回戦
三部(青森山田中) 5、9、6 渡井(修学舎中)

01月16日(水) 13時33分

混合ダブルス松平/若宮、吉村/石川は3回戦へ

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混合ダブルス2回戦にシード選手が登場。
昨年度優勝の松平/若宮は上園/鷲塚の高校生ペアにストレート勝利。
吉村/石川は序盤、河辺/佐用のカットペアに苦しめられるも、第1ゲームを9点で奪うと
第2、3ゲームは相手のカットを攻略し3回戦進出を決めた。
藤本/平野、森田有樹/森田(旧姓:藤沼)亜衣の夫婦ペアも順等に3回戦へ進出

●混合ダブルス2回戦
松平/若宮(協和発酵キリン/日本生命) 8、1、10 上園/鷲塚(鹿児島工業高)
吉村/石川 9、4、4 河辺/佐用(新日鐵住金広畑/神戸市役所)
藤本/平野(近畿大/ミキハウス) 9、4、8 鈴木/富川(中央大/千葉英和高)
森田有/森田亜(住友金属物流/個人) 9、-11、4、8 渡辺/椛沢(明徳義塾高)

01月16日(水) 10時40分

坪井、逆転で2回戦敗退

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2回戦で惜敗した坪井

ジュニア男子2回戦。昨年度の全中チャンピオンの坪井(青森山田高)が敗退。
先に2ゲームを奪いストレート勝利かと思われたが、3ゲームを連取され逆転負けを喫した。

●ジュニア男子2回戦
相良(鹿児島れいめい高) -5、-9、3、5、8 坪井(青森山田高)  

01月16日(水) 10時12分

ジュニア女子1回戦。平真由香は14分で2回戦進出を決定

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ジュニア女子1回戦に昨年の全中チャンピオン・平真由香(Shochi Jr.)が登場。中高校生の伊藤(新潟産業大付属高)をわずか14分で下し、昨日の姉・侑里香(正智深谷高)に続き2回戦進出を果たした。

●ジュニア女子1回戦
平(Shochi Jr.) 4、3、6 伊藤(新潟産業大付属高)

01月16日(水) 9時26分

大会2日目。早くも吉村/石川が登場!

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 大会2日目の今日は昨日開始されたジュニア男女に加え、混合・男女ダブルス、女子シングルスの4種目がスタート。今日の注目はなんといっても昨年の全日本王者の吉村(愛知工業大)と石川佳純(全農)の混合ダブルスか。昨年3位に終わったふたりの初戦は12時から始まる。
 女子ダブルス1回戦には2年ぶりの全日本となる四元奈生美(東京アート)が登場。今年はどんなウェアで登場する楽しみなところ。

 また、注目の小学生、平野(ミキハウスJSC山梨)と伊藤(豊田町卓球スポ少)もジュニア3回戦に登場。どんな初戦を見せてくれるか期待したい。

本日行われる試合は以下のとおり。

第2日 1月16日(水)
9:30 男女ジュニア1回戦
10:00 
女子シングルス 1回戦

男子ダブルス 1回戦

女子ダブルス 1回戦

混合ダブルス 1回戦~3回戦

ジュニア男子 2回戦~3回戦

ジュニア女子 2回戦~3回戦

01月15日(火) 20時44分

ジュニア女子1回戦、平侑里香は2回戦へ

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1回戦を突破した平

姉と同じくサウスポーの石川

ジュニア女子1回戦。高校生対決となった平(正智深谷高)と中畑(山陽女子高)の対決は中畑が第1ゲームを先取するも第2ゲームのジュースの接戦を制した平が3ゲームを連取し、2回戦進出を決めた。

●ジュニア女子1回戦
平(正智深谷高) -8、13、6、1 中畑(山陽女子高)
朝田(Y.H.Gアスリートクラブ) 6、-6、-9、6、-9 田口(Shochi Jr.)
森薗(四天王寺高) 6、4、4 塩見(えひめTTC)
石川(JOCエリートアカデミー) 4、6、5 宮脇(小浜クラブJr)

01月15日(火) 19時28分

埼玉対決は坪井に軍配

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島田に勝利した坪井

ジュニア男子1回戦。埼玉出身で昨年の全中チャンピオンの坪井(青森山田高)と島田(埼玉栄高)の対戦は3ゲームで決着。ストレートで島田を破った坪井に軍配があがった。

●ジュニア男子1回戦
坪井(青森山田高) 6、5、4 島田(埼玉栄高)

01月15日(火) 18時39分

女子ジュニア1回戦では、こんな形の兄弟対決も

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女子ジュニア1回戦、小中千咲(明誠高)と岡真美江(横浜隼人高)の対戦で、思いがけない兄弟対決が実現。小中のベンチには明誠高の岸卓臣監督、岡のベンチには横浜隼人高の岸昌宏監督。現役時代は選手としても活躍した「岸兄弟」が、同じコートのベンチに入ったのだ。

 ともにゲームカウント1−1でタイムアウトを取り合う、微妙な駆け引きの中、試合は僅差で岡が勝利。左写真上は両選手のベンチ、下は明誠高の小中

01月15日(火) 16時42分

卓球台到着。競技開始は5時半

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卓球台到着の様子

会場の様子

無事に卓球台が到着し、設置も終了。
現在は台の到着を首を長くして待っていたジュニアの選手たちが一斉に練習を開始。

ジュニア男女の試合は5時半開始予定。
また、本日の最後の13試合は明日の朝、9時半からの開始に変更となった。

01月15日(火) 15時42分

「新しい腕にはだいぶ慣れました」(福原)

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 開会式に続いて行われた記者会見での五輪銀メダリスト3人のコメント。

平野早矢香:
「体調面に一番気をつけてきて、体調を崩すこともなく大会に入ることができた。全日本は五輪とは全く別の大会だと思っている。1月の大会なので、ロンドン五輪のことはひとまずリセットして、新たな気持ちで大会に臨みたい。勝ち上がって行かないと他のふたりとは当たれないので、一戦一戦しっかり戦って、ふたりと当たるところまで行きたい。明日(混合ダブルス)から試合が始まるので、今まで以上にしっかりやりたい」

福原
「調子はまあまあです(笑)。観客の皆さんは、ロンドン五輪の時のようなプレーが見たいと思って会場に足を運んでくださるので、五輪の時と同じように思い切ってプレーしたい。一回戦から強い選手ばかりなので、がんばりたい。右ひじの手術を受けてからは、まだ国際大会1試合だけで、勝っていないので、まず1勝したい。右ひじはロンドン五輪の時とは比べたくない。新しい腕と交換してもらったと考えているので。新しい腕にはだいぶ慣れました(笑)」

石川
「調子はまあまあです(笑)。しっかり練習してこれた。五輪の後の初めての全日本選手権だったので、自分でもすごく楽しみでした。明日から試合が始まるので、しっかり準備したい。(新成人の誓いは?)すごいうれしいんですけど、これからもっと大人になると思うので……、よろしくお願いします」

01月15日(火) 15時24分

全日本が開幕!選手宣誓は吉村

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 今年の全日本選手権は開会式からスタート。昨年の男女チャンピオン、吉村真晴(愛知工業大)と福原愛(ANA)から天皇杯、皇后杯が返還され、吉村の選手宣誓で平成24年度の全日本選手権が開幕した。

 本日は男女ジュニアの1回戦が行われるが、昨日の大雪の影響で卓球台がまだ届いておらず、競技開始が“大幅”に遅れるようだ。早くても5時過ぎとの情報だ。

 試合の様子は開始次第お伝えしますが、本日は今大会最年少出場でカブ・バンビ3連覇中の張智和(仙台ジュニアクラブ)や男女エリートアカデミー選手が登場。また、埼玉出身で23年度全中優勝の坪井勇磨(青森山田高)と島田大輔(埼玉栄)との対戦も行われる。

01月14日(月) 13時40分

五輪三人娘が優勝戦線をリード、天才少女たちにも注目

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 福原愛(ANA)が悲願の初優勝を果たした女子シングルスは、その福原に石川佳純(全農)、平野早矢香(ミキハウス)を加えた五輪3人娘が優勝争いの中心。しかし、長い伝統を誇る全日本にも、五輪とはまた違う「魔物」が潜んでいる。実力・経験とも抜群、優勝経験者の3人といえども油断はできない。

△福原愛
△平野早矢香

 福原は五輪直後に右ひじを手術。昨年12月のワールドツアー・グランドファイナルでの復帰戦は陳夢(中国)に完敗したが、かなり状態は良くなってきている。練習再開が最も早く、日立化成のゴールド選手として日本リーグ後期やJTTLファイナル4で活躍した石川が実戦感覚ではまさっているが、このふたりが再び対戦したらどうなるか。このビッグマッチは決勝まで実現しない。

 平野は組み合わせだと準決勝で福原と対戦する。過去5回の優勝を誇る平野も、ここ3大会は決勝に手が届いていないが、向上心はまだまだ健在。福原・石川対策を練ってくるはずだ。

 その他に優勝候補になるのは、藤井寛子、藤井優子、若宮三紗子というニッセイ(日本生命)軍団。全日本社会人2連覇の藤井寛子に、「今年こそ優勝を」と願うファンは少なくないはず。ニッセイでは昨年度3位の田代早紀、同ベスト8の石垣優香という強豪もいるが、今シーズンの不調がやや気がかり。
 その他の日本リーグ勢では、サンリツの阿部恵と天野優、日立化成の森薗美咲、中国電力の福岡春菜といったシェーク異質攻撃型の選手たちが強い。再び世界の舞台を目指している08年北京五輪代表の福岡は、昨年の全日本団体で全勝。まだまだ強い。

 そして優勝戦線に絡むのはまだ難しいが、中学1年〜小学6年の才能あふれる選手たちは、全日本のランク入りが十分狙える位置にいる。昨年のジュニア2位の平野美宇(ミキハウスJSC山梨)、世界ジュニアでともにベスト16に入った加藤美優(JOCエリートアカデミー)と伊藤美誠(豊田町卓球スポーツ少年団)、この3人の実力はすでに高校生のトップクラスと同等か。浜本由惟(JOCエリートアカデミー)、塩見真希(えひめTTC)といったライバルたちも黙ってはいないだろう。

01月14日(月) 13時40分

熱戦の舞台を代々木に移し、今年も全日本が開幕間近!

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 今年も全日本の季節がやってきた。1月15〜20日まで、東京の代々木(よよぎ)第一体育館で行われる平成24年度全日本選手権(一般・ジュニアの部)。昨年までの会場・東京体育館の改修工事に伴い、今年は代々木に舞台を移して行われる。代々木第一体育館は、2014年のゴールデンウイークに行われる世界選手権団体戦・東京大会のメイン会場でもある。



△水谷隼

 昨年、水谷隼(beacon.LAB)の6連覇を野田学園高3年の吉村真晴(現・愛知工業大)が阻んだ男子シングルス。 今大会で天皇杯奪還を狙う水谷は、昨年8月のロンドン五輪を最後に国際大会への出場をキャンセル。世界の卓球界で問題となっているブースター(スピード補助剤)の使用に抗議し、より公平なプレー環境を求める水谷の声は、多くの卓球人の共感を呼んでいる。その一方で、「公平な舞台」である全日本では、何よりもその実力を結果で示さねばならない。水谷にかかるプレッシャーは決して小さくない。

 昨年度優勝の吉村も、世界団体選手権では1試合の出場に留まったものの、全日学2位、全日学選抜優勝とスーパー1年生ぶりを発揮。昨年12月に行われた、日本リーグと学生のトップ選手が参加した「卓球ドリームマッチ」でも、個人戦決勝で松平賢二(協和発酵キリン)を破って優勝した。昨年の全日本優勝は「フロック(まぐれ)」ではないことを証明したい。

△岸川聖也

 その他にも男子シングルスは役者が多い。水谷とともにロンドン五輪に出場した岸川聖也と丹羽孝希、昨年度3位の松平賢二と松平健太の松平兄弟、日本リーグの常勝軍団・東京アートからは張一博・高木和卓らが虎視眈々と天皇杯を狙う。五輪ベスト8の岸川は全日本との相性の悪さが気にかかるが、技術力ではピカイチ。ドイツ・ブンデスリーガに参戦し、五輪組で最も早いリスタートを切った丹羽は、昨年の失意のベスト8から一気に優勝といきたいところ。

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