2012年3月25日〜4月1日、「世界卓球選手権ドルトムント大会」速報!
| 8日間にわたってドイツで行われた世界選手権ドルトムント大会も無事に終了した。今大会は、男子が3大会連続の銅メダルを獲得するも、女子は韓国に敗れベスト8。日本のファンとしては、悔しい結果に終わった。しかしながら、ロンドン五輪の前哨戦として、改めて日本の課題が見えた大会になったと言えるだろう。五輪までの短い期間で課題を克服し、最高の結果を出してほしい。
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| 〈中国 3-0 シンガポール〉
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| 〈中国 3-0 ドイツ〉
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| 〈日本 3-0 オランダ〉
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| 世界選手権ドルトムント大会も、いよいよ最終日となった。今日は男女の決勝戦がメインアリーナで行われる。
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| ●女子準決勝
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| ●女子5~8位決定戦
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| 〈日本 1-3 ドイツ〉
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| 女子準決勝の韓国対シンガポール戦に先がけて、メインアリーナを飛び始めたラジコンの小型飛行船。小型といっても4メートル近くあるだろうか。操縦席の部分に発射口があり、観客席の上でピンポン球を降らせる。観客は上空にやってくると大騒ぎだが、ピンポン球がなくなるとフロアの操縦者のもとへ戻ってきて、球を充填し、また飛び立っていく。2014年東京大会にも導入したら面白そうだ。
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| ★3月31日のタイムテーブル
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| ●男子準々決勝
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| 日本男女チームの2試合以外、これまでに行われた準々決勝の試合はすべて3-0のストレートで決着している。男子準々決勝、ドイツ対スウェーデンは観衆の大声援をバックに、ドイツが完勝。トップのオフチャロフがパーソンを下した時点で、勝敗はすでに決していたか。しかし、パーソンのフィッシュでの粘り、広角に曲がるフォアドライブ連打には往年の輝きがあった。
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| 日本 2-3 韓国
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| 日本 2-2 韓国
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| 〈日本 3-1 シンガポール〉
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| 〈日本 2-1 シンガポール〉
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| 昨日行われた男子決勝トーナメント1回戦。詳細なスコアは以下のとおり。
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| 女子決勝トーナメント1回戦の結果は以下のとおり。
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| 男女準々決勝の組み合わせ&タイムテーブル
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| 久しぶりにスウェーデン男子チームのベンチに座ったのは「ティッキャン」こと、ウルフ・カールソン。「ティッキャン」とは赤いニンジンの意味で、カールソンが子どもの頃につけられたあだ名で、それがまるでミドルネームのように定着した人だ。以前、ヤサカから「ティッキャン」という名前のラケットも発売されていたことを知っている人もいるだろう。
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| ラッキーボーイという言葉は失礼かもしれない。チャイニーズタイペイ対香港戦のラストを締めた陳建安。08年世界ジュニア選手権のチャンピオンだ。
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| 男女チャンピオンシップディビジョンの決勝トーナメント1回戦。予選リーグ2・3位のチームが準々決勝進出を賭けて戦うこのラウンド。日本男女チームの明日の対戦相手はどこになるのかと注目されたが、女子は韓国、男子はシンガポールに決定した。
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| 89年世界選手権ドルトムント大会のチャンピオンであるワルドナーが会場に姿を見せた。ちょうどそこに通りがかったのが、97年世界選手権マンチェスター大会の決勝でワルドナーと対戦したサムソノフ。欧州卓球界のビッグスターふたりの競演、これもまた世界選手権ならではの光景だ。
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| 今年のロンドン五輪後の導入予定が、来年7月に延期されたプラスチックボール。およそ110年前にセルロイドボールが使われるようになってから、ボールの材質が変わるのはこれが初めて。非常に大きな変化だが、導入の時期を巡っては、まだ議論が続いている。2014年世界選手権東京大会でも、プラスチックボールが使用されるかどうかはまだわからない。全世界に供給できるだけの、プラスチックボールの生産量を確保するだけでも容易なことではないだろう。
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| 記録は以下の通りです。男子はポーランドに敗れたものの1敗にとどめ予選リーグを1位で通過。女子は全勝で堂々の1位通過。男女ともに決勝までは中国と対戦しない組み合わせとなった。男女で決勝に進出できる可能性もかなり高いといえるだろう。
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| 女子の予選リーグ全試合結果と決勝トーナメントの組み合わせは以下のとおりです。
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| 〈日本 3-1 スロバキア〉
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| フランス戦後、村上恭和監督はミックスゾーンで「ところどころ負けてますが、最後は藤井も勝ったので、100点満点じゃないですか。チームとしては何か問題が残ったという気持ちはない。チームは計画どおり来ています」と語った。
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| 〈日本 3-1 フランス〉
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| 〈日本 3-0 ロシア〉
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| ドルトムント大会の開幕初日から、コートには体のあちこちをテーピングした選手が目立つ。チャンピオンシップディビジョンに出場する選手で、故障を抱えたことのない選手など皆無だろう。マッサーも腰を揉んだり、アイシングをしたりと大忙しだ。
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| ★3月28日の日本選手のタイムテーブル
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| ドイツに勝利し、ホッとした表情を見せた福原の試合後のコメント
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| 〈日本 3-0 ドイツ〉
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| 〈日本 3-0 クロアチア〉
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| 89年世界選手権・男子団体決勝の再現、中国vs.スウェーデンというカードが実現。トップでパーソンが馬琳と好ゲームを演じた。89年大会ではスウェーデンの主力として現役バリバリだったパーソンだが、馬琳は当時まだ9歳。中国男子チームで言えば、90年生まれの許シンは生まれてもいなかった。パーソンが未だに世界のトップで活躍しているのは、驚異的という言葉では足りないくらい凄いことだ。
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| 会場のヴェストファーレンハーレンには、来場した子どもたちがボールに触れ合えるスペースもある。ラケットで球つきをしたり、ボールにペインティングをしたり。学校のプログラムの一環なのか、今日はたくさんの子どもたちで大賑わいだ。
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| ★大会第3日目・日本チームのタイムテーブル
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| 「少しくらい競った試合になるか?」という期待は、トップの王皓がジャン・ソンマンを容赦なく打ち抜いた時点でかき消された。男子予選リーグ、中国と北朝鮮の一戦は、一方的な内容で中国が勝利した。
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| 〈日本 3-0 ポーランド〉
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| 〈日本 1-3 ポーランド〉
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| 〈日本 1-2 ポーランド〉
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| 昨日の深夜に行われたチャンピオンシップディビジョンの男子予選グループ、エースのアポローニャを故障で欠くポルトガルが、シンガポールを破った。
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| ★大会第2日目・日本チームのタイムテーブル
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| 日本女子、セルビア戦。まずはトップの平野がエアデリーに完勝し、2番も福原がフェレルに対し格の違いを見せつける。2ゲームの3-0と福原リードの場面で、フェレルが足を負傷し棄権となった。続いて、3番には藤井が登場。このまま日本のストレート勝ちが濃厚と思われたが、藤井がまさかの絶不調。ドライブが決まらず、焦りが出ると、サービス、レシーブでもミスが出てしまう。そのまま流れを引き寄せられず、藤井は敗れた。4番で平野が登場する予定だったが、フェレルがこの試合も棄権し、日本が3-1で勝利となった。ややすっきりしない幕切れとなってしまったが、気持ちを切り替えて、明日のポーランド戦に臨みたいところだ。
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| 現地時間16時から行われた開会式では、闇に包まれた会場にひと筋のスポットライトが走り、89年世界選手権男子ダブルス優勝のスピーディことステファン・フェッツナー(左写真上)が登場。その手には89年優勝時のウイニングボールが握られていた。パートナーのロスコフは、現職のドイツ男子チーム監督ということもあり、さすがに不参加だった模様。
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| 〈日本 3-0 ベラルーシ〉
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| 〈日本 3-1 スペイン〉
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| 〈日本 vs. スペイン〉
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| 本日、ついに始まる世界選手権ドルトムント大会。初日の1発目から日本の試合が入っている。今日は、日本男子が大事な初戦、ベラルーシ戦。そして、女子は、スペイン、セルビアと2連戦だ。グループリーグ1位通過のためには、絶対に落とせない初戦。がんばれ、日本!
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| 本日、3月24日に27歳をむかえた平野の練習後のコメント。
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| 1989年以来のドルトムント開催。同じ会場で、感慨深げに練習しているベテランがいる。それはスウェーデンのパーソンだ。今年45歳になる鉄人はロンドン五輪の出場も決め、元気な姿で会場で練習していた。
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| 実戦さながらの激しい練習に汗を流す日本男女チーム。
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| 明日25日に開幕する世界卓球選手権団体戦・ドルトムント大会。デュッセルドルフでの直前合宿を経てドルトムント入りした日本男女チームは、会場のヴェストファーレンハーレンで練習中。全日本選手権が終わってから、ワールドツアーにアジア選手権とハードな戦いが続いているが、どの選手も表情には気合いが入っている。
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| いよいよ今週の日曜日(3月25日)より世界選手権ドルトムント大会団体戦が開催される。2年前のモスクワ大会では男女とも銅メダルを獲得した日本チーム。今年もメダルの期待がかかる。
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